20代男性:投球時の痛みと痺れ、野球肩

▼来院動機

 

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来院動機は、高校の頃に野球で肩を痛めて投球時に肩の内側に痛みが起こり、現在月3、4回草野球をしていて外野からのバックホーム時に特に痛みやしびれが生じる。キャッチボールもなかなか痛いのでネットで野球肩に強いところを探して来院。

▼実際の問診票より

▼原因として何か思い当たることはありますか?

ストレッチ不足かなとおもます

▼どのような時、どのような姿勢になると症状を感じますか?

投げた瞬間、投げた日から3日間くらいは夜も疼くような痛みで肩も極端に可動域が下がり痛みが引かないことが多い。

▼どのような時、どのような時が楽ですか?

普段は症状は感じないが左に比べると動きが悪いのはわかる

▼プロセスと結果

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▼初回施術
視診と触診では、肩甲骨が外にスライドして肩関節が前下方に押し出されている状態。下半身も柔軟性が減少していたので投球時の下半身の粘りがなくなるのでここも調整の必要ありでした。これらを調整して肩の可動域はかなり改善されたので初回はこれで終了。

▼2回目(初回より7日後)

調整後投げたがやはり痺れが出てしまった。今回は腋窩を重点的に調整したのと、上部頸椎と骨盤を矯正し今回は前回に比べシンプルな調整を行い終了。

▼3回目(2回目より7日後)

前回調整後の投球は痺れが消えて7割ほどの力で投げても痛みがかなり軽くなってきた。フォームの改善指導も行い、今回も2回目と同じ調整を行い終了。

▼4回目(3回目より7日後)

痺れは完全に無くなって痛みもかなり軽減されてきたが、塁間以上の遠投に近くなるとやはり痛いが出てくる。投球強度に関しては脳の可塑性の問題なので徐々に投げて改善させていくことが望ましいでしょう。今後も経過を更新していきます。

▼患者さんコメント

投げる時の怖さがかなり無くなってきています!先生はご自身も野球をされていることもあり、野球肩のメカニズムについて詳しく理解しわかりやすく話してくれるので、治っていく過程を理解できるので安心して通うことができます。他の院ではとりあえず肩をほぐすという感じでしたがここは明らかに違うといえます。根気よく通いますので今後も宜しくお願いします。

▼担当者コメント

IMG_0478野球肩は損傷の度合いにもよりますが、基本的に3〜6ヶ月はかかると考えていただきたいです。体の構造にも原因はありますが、投げ方や脳の根本的な原因もありますので、ただ可動域を改善させれば治るというわけではなく、構造を改善させて正しい肢位に戻し可動域を獲得してからその方にあったフォームを提案し、痛みのない投げ方を覚えさせながら徐々に距離を伸ばしていくことが必須になるので、それなりの時間を要します。時間をかけて壊した肩なので焦らずに治していくことを勧めます。

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